Accessのメリット5選
家計簿や住所録のアプリ、現代では選びたい放題だから今更自分で作る必要ない…と誰も一度は考えると思います。当然自分自身もAccessを使い始めるまではそう思っていました。ではどうして変わったのか、それは世界唯一のオリジナルノートAccessが作れた成功体験です。アプリ選択で悩みに悩んだ結果、実際使ってみたら不満を感じて再びアプリ購入なんて経験はみなさんありませんか?Accessのメリットはオリジナリティーにあります。
① Accessの最大メリット、完全オリジナルノート

これまでアナログでは簡単だったのに、デジタル化した途端に自分にはできない、難しいと「勘違い」してしまうんです。この気持ちは理解できますが、それは簡単にできることを知らない、あるいは知っている人が周りにいないからに他なりません。みなさんが相談する人は実際にトライしたことがある方でしょうか?人は新しいものに興味を抱いても「自分には理解できない」と感じてしまいますが、実際に周りの人が快適に利用していると「できるかもしれない」と感じるものです。もちろん、何事も練習が必要なので時間はかかりますが、一度体験してAccessレベルが一定以上に上がればその自由度は加速度的に拡大、無限大になりますよ。
② 入手したデータ(CSV)を自由に加工
Access(データベース)のとても重要な点をお伝えしたいです。データベースと聞くと、データを蓄積する(新規入力)ものと思われるでしょう。これは逆転の発想になりますが、Accessを使いこなすと現存するデータを利用しやすい形に加工できるようになります。つまり、データを蓄積する一方方向でなく、逆方向として既に存在するデータに合わせてデータベースを作り利用しやすくすることも得意なのです。例えば、郵便局から提供されている郵便番号Excelデータは12万件強ありますが、これを都道府県→市町村とリスト形式で検索して郵便番号を表示させるデータベースを作れます。自分なりのボタン配置をしたり、またgoogle earthと連動させて地図を表示させることもオリジナルで機能追加できます。
③ PowerPointのような快適操作でレイアウト作成
データベースとはプログラム言語SQLなどを利用してデータ抽出や加工を行うものです。しかし、一般的なデータベースは裏方システムなので見た目はいまいちです、というより白黒世界。せっかく検索しても見た目がカッコ悪いのはデザインが重要視される現代においては気になるところでしょう。Accessのメリットとして見た目を整えられることがあります、みなさんPowerPointを使われると思いますが、同じように簡単にレイアウト変更できるのです。項目配置をmm単位で調節したり、写真を背景にしたり、文字の大きさやフォントを変えたり、自分にしっくりするデザインは最高に心地良いものです。データベースの中身から見た目まで全て自作で作れるAccessは他にはない魅力です。
④ Microsoft製品としてExcel、Wordと互換性が抜群
⑤ Accessのメリット、1.5 万円程度でソフトが購入できる(作れるmyアプリは無限)
使うだけならフリーソフトRuntimeで使用できる(本ブログの本質ではないので参考程度)
【番外】Accessのデメリット?
最後に一般的に言われることの多い2つのデメリットもお伝えしておかなければならないでしょう。一つはWindowsPCにしか対応していないこと。もう一つはPC版にしか対応しておらずスマートフォンで使用できないことです。正確にはSharePointServerやAzureを利用すればWeb上で使用できますが、スキルが上達して複雑なデータベースを作るとWeb版では使用の際に限界があります。そのような理由から、基本的にはWindowsPCでしか使用できないと考えて頂いて良いと思います。とは言え、これらのデメリットがあったとしてもメリットがあまりに大きいので、是非ともAccessを習得して一生涯にわたる快適なデータ管理ライフを手に入れてください。
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